名古屋市名東区猪高緑地公園は、広大な緑に覆われた「緑のオアシス」です。この緑地の東側に沿って計画地があります。計画地の近隣には愛知淑徳大学をはじめ4校の大学が既存し、若者達が行き交ってお洒落なお店がたくさん出来、新しい交流の拠点ともなっています。
そんななか、「愛、地球博」に向け新たなまちづくりは土地の造成から始まり、緑いっぱいだった環境は今、その姿を変えました。失ってみて改めて気づいた木々の大切さ。人と自然の共生という環境問題の叫ばれるなか、ここに緑を生かしたまちはできないだろうか。
私たちは考えました。 ―まちの中で、自然と一緒になって、多世代で最後まで安心して暮らせるまち。子供たちの明るい声が聞こえるまち。歳を重ねても自分らしく役割の持てるまち。皆で生きていくことを共感できるまち。― こんなまちができたらいいな!と。
豊かな緑の猪高緑地公園と造成地に囲まれて、長久手町の福祉の拠点「ごじから村」があります。現在「ごじから村」には、緑いっぱいの中で特別養護老人ホーム、ケアハウス、デイサービスセンター、在宅介護支援センター、訪問介護ステーション、幼稚園、託児所、介護専門学校等の福祉・教育が運営されています。この計画はこれらの施設も一体として包括し、緑をつなげて「まち・緑・人のオアシス」をここに実現させていきたいと思うものです。
雑木林郷計画の計画地は、約10,000坪です。
①高齢者が安心して生活できる住まい (ケア付戸建住宅) 入居者が子供や孫に頼ることなく安心して、生涯を暮らすことができる住宅。生活への支援、介護・看護のサービスは「愛知たいようの杜」のヘルパーやスタッフが、皆で連携を取りながら支えます。
②多世代で暮らす住宅 (賃貸・所有権方式) 便利な場所で、田舎暮らしをしてみたい人向けの多世代型木造住宅。木の温もりの中で思いっきり手足を伸ばし、人と触れ合いながら「ワイワイ・ガヤガヤ」の生活したい方。生きがい、役割を持ちたい人。のびのびと子育てをしたい人向けの住宅。 ※家は基本的には木造。家の周りは堀、壁で囲わない。花壇を作る場合だけ囲っても良いなどの条件整備をしたい。
③古民家役場 「郷」の管理棟。ボランティアの拠点オフィス。会議、研究室にも使用できます。宅配便、クリーニング、郵便の取次ぎ機能や何か困った時の相談も。「郷」で働きたい高齢者への仕事の斡旋も。
④診療所・ホスピス 地域の診療所と併せて高齢者の介護、看護の相談と治療をおこないます。ホスピスとして入院設備を持ち、末期ガン患者の緩和ケアー等、住民の健康管理を担います。
⑤温泉処 住民と遊びにこられた方が入ります。ワイワイガヤガヤ裸の付き合い。露天風呂もあるといいね。
⑥農園 育てる喜び。出来た野菜は自分で食べても、朝市で販売してもいいね。趣味と実益を兼ね、皆さんに喜んでいただきましょう。
⑦レストラン 村の住民、ケアハウスの人や来村者に毎日おいしい食事を提供します。オーガニックレストランもいいね。
⑧村の案内所 「郷」全体を案内するところ。いろんな情報をお知らせできます。お茶でもどうですか。
☆以上の計画は今、私たちが考えているものの一部です。これから皆様と論議を重ね更に、夢のある楽しい「郷」になるようにしていきたいと考えています。

キーワードは『共汗共酔』の村づくり。誰もが自分のできる範囲で汗を流し、誰もが必要とされること。『共汗共酔』に寄せる思い。
①多世代が共存する中で、誰もが役割と居場所を持てる村に どんな年齢や立場の人も、誰もが必要とされる村。子供は笑顔と元気を振りまき、高齢者は若者や子供たちに培った経験を伝えていく。忙しい人は時間のある人に助けてもらい、時間のある人は皆のため役割を担う。生かし合う暮らしを実現する。
②誰もが安心して暮らせる村に 医療、福祉の拠点施設を持ち、住民が最後まで安心して暮らす機能を備えた村づくりを実現し、また地域住民がコミュニティーを作り、防犯に配慮した村づくりを実現する。
③「ゴジカラ村」は「村」づくり 「ゴジカラ村」の中心は村役場、村民の暮らしを守ります。村の管理業務は長久手町から委託を受けて村役場が責任をもって管理します。ゴミの回収、道路の保全、植木の手入れ等を役割を持ちたい村民が村役場から依頼を受け作業を行います。
☆不完全であること、自然で美しいと感ずる心の柔らかさを持つ… 人々の「暮らし」は言葉では言い尽くせないものがたくさんあります。皆様の感性にすがり、ここに私たちのイメージをイラストにしました。どんな感想をお持ちでしょうか。ご覧いただき、あなたのお考えを書き加えて計画を膨らませていただければうれしいです。
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